■九州中医薬研究会の目的
■九州中医薬研究会とは
現在、日本において東洋医学(漢方)を実践している方や、これから学ぼうとされている方々と共に、東洋医学(漢方)を教育のプロから学ぼうとする会です。
今まで、あまり中医学を学ぶ場がなかった九州でネットワークや仲間づくりをすることを目的に博多で開催することとなりました。
この会は企業やメーカーさんなどの協力による開催ではなく、九州地区で東洋医学(漢方)を実践し普及しようとしている有志みずからによって運営しています。
■組織理念

1.知行合一(ちこうごういつ)
知識と行為は一体であるということ。本当の知は実践を伴わなければならないということです。
王陽明が唱えた陽明学の学説で朱熹(しゅき)の先知後行説に対した言葉です。人々は学ぶことによって、人として行わなければならない道を知ることができます。しかし、学んだだけで、それを行わなければ、本当に知ったことにはなりません。物事をよく理解し、実行してこそはじめて知ったことになります。
医学や薬学などの様々な学問を学んでも、それを実際の行動として実践に活かさなくては意味がない。そしていくら実践しても、真摯な気持ちで誠実に対応しないと信頼も得られないという教えを示しています。
私たち九州中医薬研究会は、学ぶだけに終わらず、実際に実践することを大切にしていきます。志をともにするネットワークを通じて、お互いの持つ強みを共有し合い、協調し、コラボレーションなどもどんどん積極的に行っていきます。
2.至誠奉公(しせいほうこう)
「至誠奉公」とは「他者に対して正直に接し、精一杯のまごころを尽くす」という古典の言葉ですが、まごころをもって、本物で本当に良いものを伝える正しい心で、私心よりも、東洋医学(漢方)をこれからの世代の方々に、そして公の為にという気持ちを優先し、世の中の医療をより良いものにしていこうという組織の思いを表現しています。3.温故知新(おんこちしん)
温故知新とは、前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとする、古いものをたずね求めて新しい事柄を知る意の古典の言葉ですが、先人たちが残した東洋医学(漢方)の歴史と文化をしっかりと学んだ上で、世界に通用するこれからの東洋医学(漢方)をしっかり学んでいこう、古典を大切にする日本漢方の良い所をより実践に役立ててるために、臨床実績にすぐれた本場の現代中医学の方法論を取り入れていこう、という願いが込められています。九州中医薬研究会理事 平野智也 渡邊賢 磯本昌章
■事務局
佐賀県伊万里市立花町 4005
E-meil:info@kcmg.jp